ナイトウさん

高校卒業後は製造関係の会社に入社し、約5年間勤務。その後、平成25年に峰制工に入社し、現在は製造1課にて、水処理設備に関わる制御盤製作などを行っている。 

自分の力で大型製品を作れることがやりがい

私は、幼い頃から特別モノづくりが好きだったというわけではありません。しかし、高校卒業後に製造業を営む会社に入社し、そこでモノづくりの面白さに魅了されました。しかし前職では流れ作業での製造がほとんどだったため、「自分1人で1つの製品を作り上げてみたい!」という想いから、峰制工に転職しました。

現在は製造1課にて、水処理設備に関わる制御盤の製造を行っています。作業のおおまかな流れとしては、図面にしたがって鉄板にドリルで穴をあけ、部品を配置して配線していくという具合です。私がこれまでに担当した製品のなかには、2m×2mほどのものもあり、完成までに1人で2週間ほどかかりました。しかし、何日も時間をかけて、出来栄えの良い製品が完成したときの達成感は忘れられません。

制御盤は、人々の生活を支える“縁の下の力持ち”

制御盤を製作するためには電気の知識が不可欠ですが、入社当時は、電気に関してまったくの素人でした。そのため、最初は基礎知識を覚えることに大変苦労したのを覚えています。また図面の見方も難しく、先輩方に何度も教えてもらいながら技術を習得しました。今でも、先輩方の製品をよく観察しながら、さらなる技術の向上を目指しています。

峰制工が製作する制御盤は、地域の人々の生活に直結する製品です。特に、水処理設備に関わる制御盤の製造を主力としているため、生活を支える“縁の下の力持ち”として働けていることにやりがいを感じます。

「こんな製品を作りたい!」が実現できる会社

峰制工は、長年勤めてこられた年上の社員の方も多いですが、皆さん面倒見が良く話しやすい人ばかりです。しかし和気あいあいとしながらも、仕事のときは真剣に、メリハリをつけて働いています。

またモラルをしっかり守っていれば基本的に自由な社風であり、社員から「こんな製品を作ってみたい!」「こうしたらもっと効率よく働けるのでは?」という意見があった際には積極的に取り入れています。自分のやりたいことに挑戦しやすい会社だと思いますね。

福利厚生の面に関して言うと、資格取得支援制度がある点が大変ありがたいです。入社当時は専門資格を有していなかったのですが、入社後に会社負担で第二種電気工事士の資格を取らせてもらいました。またワークライフバランスも実現しやすく、家庭の事情などで休まなければならないときも、快く休ませてもらえるため助かっています。

品質とスピードを高め、製作技術のさらなる向上を目指す

私が仕事をするうえで最も心掛けていることは、絶対に不良品を作らないことです。加えて、納期に遅れないための速さが求められる仕事であるので、品質と製作スピードをレベルアップさせていくことがこれからの目標です。

製造業界は、現在職人の平均年齢が上がっており、若い方の力が必要です。ぜひ若い世代の方々にモノづくりに興味をもっていただき、一緒に仕事ができたらうれしく思います!